『ムーの子孫』 オススメ度:★★★☆☆

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月島にあるもんじゃ屋さん。
生クリームがどっさり乗っかった、デザートもんじゃが食べられる。
見た目はもんじゃというより、完全にパフェだね。
では、詳細をご案内しましょう。
 
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店内は、黄色が基調のコーディネイト。ほんと、珍飲食店って黄色が好きだよなー。
平日の夜9時くらいに行ったので、かなり空いていた。
自分ら以外のお客さんは5人ほど。

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システムとしては、2時間1600円で食べ放題。
食べ放題でこの値段なら、かなり安い。
メニューはきりいかもんじゃ・えびもんじゃとクラシックなのもあれば、すき焼きもんじゃ・エビチリもんじゃなんて変わりもんじゃも沢山ある。
創業者がホームページで述べてたことを要約すると
「もんじゃは歴史の浅い料理であり、まだまだ開拓の余地がある。新しい領域を広げるべく、メニュー開発に励んでます」だそうだ。
また、こうも言ってる。「もんじゃは芸術。日常の中の創作活動」だと。
妙に、スケールがでけえ。こういう情熱は、珍メニューの母ですな。

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マーボー豆腐もんじゃ

ちょいと本題のデザートもんじゃに行く前に、変わりもんじゃも紹介しましょう。
コレはマーボー豆腐もんじゃ。キャベツに、豆腐に、トマトが入ってる。
んー、こんなもんじゃ見たことないよ。
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で、焼いてみると、こうなる。
もんじゃダレに辛みが効いてて、口に運ぶと、ほのかにマーボー豆腐の味わいがする。
うん、うめえ。ご飯が欲しくなる。
そのほか、創作もんじゃは大体うまい。

デザートもんじゃが4体あらわれた

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左からいちごミルク、パンプキン、りんごとくるみ、バナナ

デザートもんじゃが4体あらわれた。
生クリームに苺やらバナナやら乗ってて、うまそう。
このまま、むしゃむしゃ食うのが一番うまいだろうに。

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どーんと鉄板にひっくり返し、焼く。
あーあ、焼いちゃった。
中身は、コーンフレークと生クリームと、なんか知らんが甘い汁。
この謎の汁が、もんじゃたらしめるのだろう。
丹念に混ぜ合わすと、あたり一面に、甘ったるい匂いがたちこめる。
もんじゃ屋で甘い匂いをかぐなんて、さぞかし鼻も困惑してるだろう。

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デザートもんじゃに限っては、店員さんが作ってくれる。
それがもう、目にも止まらぬヘラさばき。
早い、早すぎる。
トントンカン、トントンカン。
鉄板とヘラが奏でる金属音がリズミカルで、気持ちよい。

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じゃーん。
あっという間に出来上がり。
こ、これは…。
完全に新橋の路上に転がってるアイツじゃないか。

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左上:パンプキン 右上:バナナ 左下:いちご 右下:りんご

パンプキン・バナナ・いちご・りんごと、4種類を並べたらこんな感じ。
うーん、壮観。
この状況を「ゲロ万華」と名づけようじゃないか。

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で、肝心のお味は。
うん、うん。
あれ?普通に食べれる。
パンプキンは薄味のスイートポテトって感じ。
あとの3つはどれも大体同じで、あったかいプチダノンってな味わい。
好んで食べたいほど旨くはないが、かといってそんなにマズくもない。
ただ、ちっと量が多い。1口2口で満足しちゃうから。
むりやり食ったら、翌日ずーっと甘ったるい匂いが口の中に残っていた。

という具合です。
見た目のインパクトにくわえ、製造過程も楽しいので、グループで行けば盛り上がることウケアイ。
オススメっす。
なお、このお店、吉祥寺にもチェーン展開してますよ。